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 ABCやbe動詞を知らないで英語の勉強はできません。
 
 ここでは本当の基本、
 
 これを知らないことには先に進めないという初歩的なことについて解説します。
 
 英語のイロハもわからないというレベルの人は、熟読することを奨めます。
 
 
 
 
 
 英語の基本は文であり、単語(英単語)ではありません。
 
 英単語だけを知っていても、英語はできませんし、英会話もできるようにはなりません。
 
 英単語を連発しているだけでは、英語圏での生活はできないのです。
 
 
 
 英語が不得意な人は、
 
 そもそも文(文型といってもいいですが)というものが理解できていません。
 
 まとまった意味の英文といってもいいですが、これが身についていません。
 
 これでは、英語の勉強は前には進めません。
 
 
 
 
 ◎基本5文型
 
 
 5文型というものがあります。
 
 動詞の種類によって、英語の文は5つの基本文型に分けられるのです。
 
 
 なぜこの5文型が重要かというと、
 
 どんなに長く複雑な英文も、必ず5文型のどれかに属し、
 
 言いたいことはすべてこの5文型を使えば表現できるからです。
 
 
 英語の不得意な人は、
 
 まず最初にこの5文型の例文を覚えてみましょう。
 
 簡単な例文でいいので、最低でも5個の例文を覚えてみてください。
 
 
 どんなに複雑で難解な英文も、5個の例文の発展形にすぎないので、
 
 基本となる5個の英文パターンを理解しておけば克服できます。
 
 
 なお、覚える時は、5文型としてというよりも、
 
 こういういい方の英語がある、という気持ちで覚えるのがいいでしょう。
 
 大事なのは文型そのものではなく、
 
 そういう表現を取る英文そのものなのですから。
 
 
 
 
 
 
 
 ◎覚えておこう5個の英文
 
 
 ① Birds fly.(鳥は飛ぶ)
 
 もっとも単純な英文のかたちで、主語(S)+述語動詞(V)でできています。
 
 
 ② He is young.(彼は若い)
 
 これは主語(S)+述語動詞(V)に、
 
 動詞の意味を補う補語(C)がついたもので、
 
 Heの状態がyoungであるといっている文です。
 
 
 ③ He lived a happy life.(彼は幸福な人生を送った)
 
 これは主語(S)+述語動詞(V)に目的語(O)がついたもので、
 
 「彼は幸福な人生(a happy life)を生きた(lived)」という意味を表す文となっています。
 
 
 ④ He asked me a question.(彼は私に質問をした)
 
 これは主語(S)+述語動詞(V)に、
 
 間接目的語(O)(~に)+直接目的語(O)(~を)の2つの目的語がついた文です。
 
 2つの目的語を取るのがこの文の特徴です。
 
 
 ⑤ I made him my servant.(私は彼を私の召使にしました)
 
 これは主語(S)+述語動詞(V)+目的語(O)に補語(C)がついた文です。
 
 
 この文で注意して欲しいのは、
 
 my servantという補語が、目的語であるhimの状態を表しているということです。
 
 言いかえれば、
 
 この文においては、him=servantと考えることができるということです。
 
 
 この第5文型は、第4文型と混同しがちですが、
 
 この目的語=補語という関係が、第4文型では成り立たないということから簡単に判別できます。
 
 
 
 
 
 
 
 以上、英語の基本中の基本である5文型を簡潔に解説しましたが、
 
 上の5つの文を覚えれば、同種の他の例文も楽に理解できますので、
 
 動詞の型というものにも注目して勉強を進めてください。
 
 
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