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 リスニングは勉強に際して注意が必要なものです。
 
 また現在の英語力やリスニングの能力によっても、
 
 最適の勉強方法は違ってきますので、
 
 そのことにも留意した上での学習が大切でしょう。
 
 
 
 
 
 ■リスニング勉強法
 
 
 ここでは勉強方法を、①初級・中級、②上級の二つにわけて解説します。
 
 
 ①初級・中級
 
 
 ひとくちに初級・中級といってもかなり幅が広いですが、
 
 ほとんど単語が聞き取れないレベルの人が対象だと考えてください。
 
 
 こういったレベルの人達も、
 
 これから述べる勉強法を実践することで、
 
 リスニング能力を中級以上まで向上させることができます。
 
 
 
 音がまったく聞き取れない人の場合、
 
 巷で流れる、英語を聞き流すという勉強方法はほとんど意味がありません。
 
 
 リスニングは耳から入ってくる英語の音を、
 
 頭の中で瞬時に英文に変換するというものですから、
 
 そもそも英語そのものの蓄積がきわめて少ないか、まったくない状態では、
 
 耳から入って来る音を、
 
 まとまった意味を持った英語に変換することなどできないのです。
 
 
 
 初級者の場合は、
 
 英文そのものの蓄積を増やしながらリスニングをきたえる必要があります。
 
 
 こういう時に効果を発揮するのが、
 
 英文のテキストを見ながら、読みあげられる音声を聞くという勉強方法です。
 
 これをくり返すことで、
 
 役立つ英文を覚え、同時に英語の音に耳を慣らすということが達成されます。
 
 
 
 
 
 
 
 この勉強方法は、使うテキストの難易度を順次高レベルのものに上げていく必要があります。
 
 そうして、そのテキストを上げるタイミングは、現在のものに飽きるほど精通した時です。
 
 もうこれはいいや、という時が潮時でしょう。
 
 
 また、常時テキストを見ながらのリスニングは、
 
 時としてテキスト依存症を生みやすくなりますので、
 
 耳が慣れてきたら、
 
 テキストから目を離して英語の音を聞くということも必要です。
 
 
 何れにしても、この勉強方法をくり返していけば、
 
 まったく英語を聞き取ることができない人でも、
 
 一般英会話のリスニングでは困ることのないレベルにまで、
 
 リスニングの力を引き上げることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 ②上級
 
 
 上級者の場合は、一般会話でのリスニングに困ることはないわけですから、
 
 あとはただリスニングの幅を広げることに専念すべきです。
 
 
 英語といってもいろいろありますので、
 
 ニュースや映画、スポーツの実況や聞き取りにくい歌の歌詞等、
 
 ジャンルの違う英語に挑戦することが推奨されます。
 
 
 こういった場合には、DVDやYouTubeの活用など、
 
 利用できるものはなんでも試してみるという心構えも必要でしょう。
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